【6月1日 Xinhua News】中国雲南省(Yunnan)文山(Wenshan)チワン族ミャオ族自治州広南県(Guangnan)でこのほど、盛装したチワン族の人々が銅鑼(どら)や太鼓を打ち鳴らして「皇姑節(こうこせつ)」を祝った。同県に371年にわたって受け継がれてきた民間の伝統的な祭りで、毎年旧暦の4月に行われる。2017年には第4次雲南省省級無形文化遺産保護リストに登録された。 

 地元のチワン族の人々は祭りの期間中、皇姑廟(びょう)に赴き、チワン族特有の美酒や花糯米飯(植物でもち米をさまざまな色に染めたもの)、茶菓子などを供え、香をたき、「皇姑」が富や福、平安をもたらし、1年中天候に恵まれ無事に過ごせるよう祈る。祭りは地元の重要な民族文化活動となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News