【5月31日 Xinhua News】中国広東省の深圳宝安国際空港ではこのところ、同空港発着の国際線が集中的に運航を再開している。今年に入って再開したロンドン、パリ路線に続き、28日にはローマ線も再開した。6月末までに国際・地域旅客路線の就航都市は25に増え、同空港発着の旅客便は週約450便を見込む。

 深圳-ローマ間の路線は、海南航空が木曜と日曜の週2便で運航する。同社は今後1カ月間に深圳からオークランド、ブリュッセルなどへの大陸間直行路線も再開させる予定で、同空港の国際路線網は五大陸全てとの運航再開を実現する。

 同空港の旅客輸送業務は今年、急速に回復している。1~4月の旅客数は1576万人で、1日当たりは過去最高の延べ18万2500人となった。旅行市場の回復を追い風に国際旅客便が急回復しており、5月末までに深圳空港では合計11の国際・地域旅客路線が再開、拡大された。(c)Xinhua News/AFPBB News