【5月30日 AFP】22-23NBAは29日、プレーオフのイースタンカンファレンス決勝(7回戦制)が行われ、第8シードのマイアミ・ヒート(Miami Heat)は103-84で第2シードのボストン・セルティックス(Boston Celtics)を下し、シリーズ戦績4勝3敗でファイナル進出を決めた。

 第6戦でセルティックスに土壇場の逆転勝利を許したヒートはそこから立ち直り、敵地ボストン(Boston)のファンを沈黙させた。

 序盤にジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)が負傷し、先発陣が決定力を欠いたセルティックスを相手にアドバンテージを得たヒートは、ジミー・バトラー(Jimmy Butler)が28得点7リバウンド6アシスト、ケイレブ・マーティン(Caleb Martin)が26得点10リバウンドを記録した。

 セルティックスは、7回戦制のプレーオフで史上初となる0勝3敗からの大逆転勝利を目指したものの、歴史的な偉業はならなかった。

 ファイナルは6月1日にデンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)の本拠地で開幕。19-20シーズン、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)に敗れて以来となるファイナルに臨むヒートは、12-13シーズンに続く通算4度目のタイトル獲得を目指す。一方でナゲッツは、球団史上初のファイナルに臨む。(c)AFP