【5月29日 CGTN Japanese】北京動物園のSNS「微博(ウェイボー、Weibo)」の公式アカウントが5月29日に発表したところによりますと、米国で20年間飼育されていたジャイアントパンダのヤーヤーが4月27日に上海に到着後、1カ月にわたる隔離検疫を順調に終え、5月28日にチャーター便で北京に到着し、29日午前0時43分、北京動物園パンダ館に戻りました。今のところ、ヤーヤーの健康状態は良好だということです。

 隔離・検疫期間中、北京動物園はヤーヤーの年齢や生活環境の変化などに対応するため、経験豊富な飼育員と獣医を上海に派遣して24時間体制で付き添い、入念なケアと健康面のモニタリングなどを行いました。上海動物園も全面的なサポートを行いました。 

 北京動物園に戻った後、ヤーヤーは専用の飼育部屋で暮らすことになります。北京動物園では飼育・ケア、医療、栄養摂取・健康管理などについての具体案を定めています。ヤーヤーはすでに高齢のため、今後は静養しながら新しい環境に適応することが必要で、一般公開は当面行われません。北京動物園では今後、ウェイボー公式アカウントを通じて定期的にヤーヤーの情報を発信します。(c)CGTN Japanese/AFPBB News