【5月29日 CGTN Japanese】中国のSNS「微博(ウェイボー、Weibo)」で5月24日、「15歳の少女がダイエットで死亡、体重わずか24.8キロ」という情報が話題ランキングで1位になり、多くのネットユーザーを嘆き悲しませました。

 小玲さん(15)は身長165センチで、節食によるダイエットで神経性無食欲症を患い、深刻な栄養不良で深い昏睡(こんすい)状態に陥りました。深セン市児童病院に緊急搬送されて治療を受けたものの、呼吸器衰弱で命を失いました。死亡時の体重はわずか24.8キロでした。

 小玲さんの母親によりますと、小玲さんは小学校6年生当時の体重は52キロでしたが、中学校に入ってからダイエットに夢中になりました。小玲さんは当時、ある男子生徒に片思いしていましたが、男子生徒は小玲さんより痩せていた女の子と交際し始めました。小玲さんはその事実を受け入れられず、ダイエットを始めました。最初はお米などの主食を控えていましたが、だんだんと何も食べずにただ水を飲むだけになり、絶食を繰り返しました。ダイエットを始めてから1年3カ月が経ち、小玲さんは生理が来なくなったことに気づき、深セン市児童病院で検査を受けたところ、神経性無食欲症と診断されました。

 母親によりますと、小玲さんはダイエットの目標を40キロ以下と設定していましたが、30キロ台になった時にはもう正常に食事をすることができなくなり、どんどん痩せていったということです。また、小玲さんは病院に搬送された時点で14種類の疾病を患い、全身の臓器がダメージを受けて衰弱状態にありました。

 小玲さんのダイエット死がネットユーザーの間で議論を巻き起こし、「健康こそ最重要だ。非科学的な『禁食式』ダイエットは体を損ねるしかない」「痩せれば痩せるほど美しいという異常な美意識は危険だ。健康な美意識をアピールすべきだ」など多くの書き込みが寄せられています。

 栄養学の専門家は「節食によるダイエットは多くの人にとって長く続けられないことで、極端な節食は絶食へと変わる。神経性無食欲症は身体と精神の両面にダメージをもたらす」と注意喚起しています。

 小玲さんの家族も、小玲さんの悲劇が、「見た目を気にして極端なダイエットをしてはならない」「あなたを愛している家族や友人を悲しませてはならない」と、ダイエットに夢中になっている人の目を覚ますことができることを望んでいます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News