【5月29日 Xinhua News】中国浙江省の寧波航運交易所（NBSE）は27日、4月の海上シルクロード貿易指数（STI）を発表した。それによると、輸出入貿易指数は前年同月比0・9％上昇の175・1、輸出貿易指数は同8・0％上昇の204・8、輸入貿易指数は同7・8％低下の144・8だった。

　中国税関総署の統計によると、1～4月の中国の貿易総額は前年同期比1・8％減の1兆9393億3300万ドル（1ドル＝約141円）で、内訳は輸出が同2・1％増の1兆1173億900万ドル、輸入が6・6％減の8220億2400万ドルだった。

　NBSEのデータによると、4月のSTIアジア輸出入貿易指数は前年同月比3・8％低下の158・4、輸出貿易指数は同6・3％上昇の181・7だった。

　中国税関総署のデータによると、1～4月の中国の対アジア貿易額は前年同期比4・6％減の9593億5800万ドルで、中国の貿易総額の49・5％を占めた。貿易額上位3カ国（地域）は、日本、韓国、中国香港地区で、それぞれ1064億300万ドル、1028億4200万ドル、893億9700万ドルだった。

　また、1～4月の中国の対東南アジア諸国連合（ASEAN）貿易額は前年同期比5・4％増の3046億9400万ドルで、中国の貿易総額の15・7％を占めた。うち輸出は前年同期比14・2％増の1852億7200万ドルだった。1～4月の中国の対「一帯一路（Belt and Road）」沿線諸国貿易額は前年同期比7・6％増の6705億2200万ドルで、中国の貿易総額の34・6％を占めた。貿易額上位3カ国は、ロシア、ベトナム、マレーシアだった。(c)Xinhua News/AFPBB News