【5月28日 AFP】女子テニス、ストラスブール国際(Internationaux de Strasbourg 2023)は27日、シングルス決勝が行われ、元世界ランキング3位のエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)はアナ・ブリンコワ(Anna Blinkova)を6-2、6-3で下し、産休から復帰後の初優勝を果たした。

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 スビトリーナは男子のガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)との間に昨年10月に第1子が誕生し、先月に1年以上ぶりに復帰していた。世界ランクは508位まで下がっていたが、今大会にはプロテクトランキングを利用して出場し、決勝では積極的なプレーで快勝。ストラスブール国際では2020年以来2度目、ツアー通算では2021年のシカゴ女子オープン(2021 WTA Chicago Women's Open)以来の17勝目となった。

 28日開幕の全仏オープン(French Open 2023)では、昨年ベスト4のマルティナ・トレヴィザン(Martina Trevisan、イタリア)と1回戦で激突する。スビトリーナは全仏オープンでは8強が過去最高成績となっている。(c)AFP