【5月26日 AFP】鉄と木でできた巨大な「ミノタウロス」は、フランス・トゥールーズ(Toulouse)にある博物館「アール・ド・ラ・マシーヌ(Halle de La Machine)」の呼び物だ。

 ミノタウロスはギリシャ神話上の生き物。同博物館の約50トンあるミノタウロスは、無数のケーブルとレバーを操作する担当者がいることで、命が吹き込まれ、感情さえも表わせる。

 同博物館の担当者は「案内するのも大好きですが、機械や獣が息づく感じ、重さや意思のようなものさえ感じられるので、操作をするのも大好きです。(ミノタウロスの下で)運転するのも大好き。54トンの機械を動かすことも、脚の動きを見ることもよくあることではないですから。とんでもなくすごい機械で、精巧なんです」と話した。

 映像は17日撮影。(c)AFP