【5月25日 AFP】韓国は25日、国産ロケット「ヌリ号(Nuri)」を打ち上げた。当初は前日に予定されていたが、技術的な問題で延期されていた。

 今回は「ヌリ号」の3回目の打ち上げとなった。2021年には失敗したが、22年には人工衛星の軌道投入に成功していた。

 打ち上げは当初24日に予定されていたが、コンピューター通信に問題があり延期されていた。問題は翌日までには解消した。

 羅老宇宙センター(Naro Space Center)から打ち上げられたヌリ号は3段式ロケットで、全長は47メートル、重量は200トン。

 政府の公式配信の司会は「正常に飛行中」と述べた。配信によると、ヌリ号に積まれていた人工衛星8機は無事に切り離された。

 韓国は2032年までに月面着陸を行い、45年までには火星着陸を目指すなど、野心的な宇宙開発計画を発表している。(c)AFP