【5月27日 Xinhua News】中国北京市の故宮博物院はここ数年、バリアフリーサービスの向上に取り組んでいる。同博物院はこのほど、デジタル手話ガイドサービスを開始。30の建築物と陶磁器館、時計館、珍宝館の三つの常設展示館の文化財15点を網羅する50本の聴覚障害者向け手話解説ビデオを制作し、紫禁城の宮殿建築や歴史文化、貴重な文化財について解説している。

 同時に、故宮博物院はバリアフリーサービスチームを立ち上げ、第1陣となる手話通訳ボランティアがサービスを開始、聴覚障害のある見学者がバリアフリー環境で故宮博物院見学の旅を楽しめるようサポートしている。(c)Xinhua News/AFPBB News