【5月25日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は24日、今シーズン終了後に11年在籍したジョルディ・アルバ(Jordi Alba)が退団すると発表した。

 クラブは発表文の中で、「FCバルセロナとアルバは、2023-24シーズン終了後まで残っていた契約を解除することで合意に達した」と述べ、「プロフェッショナリズムやコミットメント、尽力、バルセロナのファミリーを形成するすべてに対して、いつも示していた変わらないポジティブさや温かな対応」に感謝を示すと続けた。

 2012年にバレンシア(Valencia CF)からバルセロナに加入したアルバは、6度のリーグ優勝、1度の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇を含む19のタイトルを獲得した。

 34歳のアルバは今季、アレハンドロ・バルデ(Alejandro Balde)にポジションを奪われていた。

 1年の契約を残していたものの、アルバは財政難のバルセロナを救うべく、給与の大半を放棄するとスペイン国内では報じられている。

 今夏は主将のセルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)も退団が決まっており、両選手は28日に行われるマジョルカ(RCD Mallorca)戦で、本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)での最後の試合を迎える。(c)AFP