【5月24日 AFP】ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)ヘッドコーチ(HC)は24日、代表メンバー36人と代表候補10人を発表し、W杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)を数か月後に控える中で、「より強固な絆をつくっていきたい」と述べた。

 4年前のW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)でアイルランドとスコットランドを下して8強入りを果たした日本は、仏大会では少なくともその再現を目指している。

 ジョセフHCは、松島幸太朗(Kotaro Matsushima)やリーチマイケル(Michael Leitch)、姫野和樹(Kazuki Himeno)といった経験豊富な選手たちに加え、9人を初召集した。代表候補10人の中には19年大会でゲームキャプテンも務めたピーター・ラブスカフニ(Pieter Labuschagne)も含まれている。

 ジョセフHCは合宿の狙いについて、プレーを「ナショナルレベルまで引き上げていくこと」と話し、「チーム力をより向上させ、より強固な絆をつくっていきたい。そして、7月から始まる国内テストマッチ、その先に待つ本番への準備を加速させたい」と続けた。

 ジョセフHCが2度の合宿を行って選手を見極めた後、日本代表は国内でオールブラックス・フィフティーン(All Blacks XV)や、サモア、トンガ、フィジーと対戦。その後敵地でイタリアと試合を行い、9月10日に行われるW杯初戦のチリ戦に挑む。

 プールDに入っているW杯で、日本はチリの他にイングランド、サモア、アルゼンチンと対戦する。(c)AFP