【5月24日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)でプレーするレブロン・ジェームズ(LeBron James)が、引退を示唆する発言を行ったことについて、フロントはキャリア続行を望みつつ、引退の「権利を得た」とも話している。

 38歳のジェームズは、チームがプレーオフのデンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)戦に敗れて敗退が決まった後、20年の輝かしいキャリアに幕を下ろすことを考えていると明かし、バスケットボール界に衝撃を与えた。

 この発言は、昨年ジェームズと2年契約を延長したレイカーズのフロントにとっても寝耳に水だったようで、ロブ・ペリンカ(Rob Pelinka)ゼネラルマネジャー(GM)がその後、近日中に去就に関する話し合いをダービン・ハム(Darvin Ham)ヘッドコーチ(HC)も交えて行うと発表。一方で、ジェームズがどんな判断をしたとしてもそれを尊重すると強調した。

 ペリンカGMは「われわれに分かるのは、彼が自分の意見を口にしているということだけで、適切な時期に話し合えるのを楽しみにしている」と話しつつ、「しかし、レブロンは過去のどの選手よりもバスケというスポーツに多くをささげてきたと言える。そういう選手は、さらに多くをささげるかを決める権利を得ている」と続けた。(c)AFP