【5月22日 Xinhua News】中国の第1四半期(1~3月)の自動車輸出台数が日本の輸出台数を上回った。4月の輸出台数も増加傾向を維持しており、一部の海外メディアは中国が今年、日本を抜いて世界最大の自動車輸出国になると予測する。

 中国汽車工業協会(CAAM)によると、第1四半期の国内自動車メーカーの輸出台数は前年同期比70・6%増の99万4千台で、日本の95万4千台を上回った。4月の輸出台数は前年同月比2・7倍の37万6千台で、うち電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)などの新エネルギー車(NEV)は前月比28・6%増、前年同月比9・4倍の10万台と好調を維持している。

 業界関係者は、EV産業の急成長が輸出台数の大幅増をもたらしたと指摘。中国は自動車産業のエネルギー転換の過程で世界をリードするEV産業クラスターの構築に成功し、スマート化やコネクテッド化でも世界の先頭に立っているとの見方を示した。(c)Xinhua News/AFPBB News