【5月21日 AFP】ボクシング、WBAスーパー・WBC・IBF・WBO世界ライト級タイトルマッチが20日、米ラスベガス(Las Vegas)のMGMグランド・ガーデン・アリーナ(MGM Grand Garden Arena)で行われ、統一王者デビン・ヘイニー(Devin Haney、米国)が元王者で挑戦者のワシル・ロマチェンコ(Vasyl Lomachenko、ウクライナ)に判定の末3-0(116-112、115-113、115-113)で勝利し、王座を防衛した。

 激しい12ラウンドの接戦を制したヘイニーは無敗を維持し、戦績を30戦30勝(15KO)とした。ヘイニーは2022年6月、ジョージ・カンボソス・ジュニア(George Kambosos Jr.、オーストラリア)を下し、パーネル・ウィテカー(Pernell Whitaker、米国)以来となるライト級統一王者となった。

 一方敗れたロマチェンコの戦績は17勝(11KO)3敗に。ロマチェンコはロシアによる母国侵攻を受け、ウクライナの領土防衛部隊に入隊。昨年10月にリングに復帰していた。(c)AFP