【5月20日 AFP】男子ゴルフの今季メジャー第2戦、第105回全米プロゴルフ選手権（2023 PGA Championship）は19日、米ニューヨーク州ロチェスター（Rochester）のオークヒルCC（Oak Hill Country Club、パー70）で2日目が行われ、スコッティ・シェフラー（Scottie Scheffler、米国）、コーリー・コナーズ（Corey Conners、カナダ）、ビクトル・ホブラン（Viktor Hovland、ノルウェー）が通算5アンダーでトップに並んだ。

　世界ランキング2位で昨年のマスターズ・トーナメント（The Masters Tournament 2022）覇者であるシェフラーは、メジャー初制覇を目指すコナーズとともにこの日2アンダー「68」で首位に浮上。同じくメジャー初優勝を目指す同11位のホブランは、最終18番でバーディーを決めて3アンダー「67」とし、2人に並んだ。

　2020年の全米オープン選手権（2020 US Open Championship）覇者ブライソン・デシャンボー（Bryson DeChambeau、米国）は、同胞のジャスティン・サー（Justin Suh）とともに通算3アンダーの4位タイにつけている。

　メジャー通算4勝のブルックス・ケプカ（Brooks Koepka、米国）とカラム・タレン（Callum Tarren、イングランド）が通算2アンダーの6位タイ、ジャスティン・ローズ（Justin Rose、イングランド）とテイラー・ペンドリス（Taylor Pendrith、カナダ）が通算1アンダーの8位タイで並び、アンダーパーで2日間を終えたのは9人だけとなっている。

　2014年以来となる自身5回目のメジャー制覇を目指すロリー・マキロイ（Rory McIlroy、北アイルランド）は、通算イーブンパーの10位タイ。世界1位でマスターズの現王者であるジョン・ラーム（Jon Rahm、スペイン）は、通算4オーバーの48位タイで決勝ラウンドに進出した。

　今大会で優勝すれば生涯グランドスラムを達成するジョーダン・スピース（Jordan Spieth、米国）は、手首を痛めながらも2日目を「72」で回り、大会連覇を目指すジャスティン・トーマス（Justin Thomas、米国）とともにカットラインとなる通算5オーバーの59位タイで予選を突破した。

　一方、全米オープン現王者のマシュー・フィッツパトリック（Matthew Fitzpatrick、イングランド）は、上がりの2ホールで連続ボギーをたたき、通算6オーバーでカットラインに1打届かなかった。(c)AFP/Jim SLATER