【5月18日 AFP】先進7か国（G7）首脳会議（サミット）開幕を前に18日、開催地広島に各国の首脳が到着した。ウクライナ侵攻をめぐる対ロシア制裁の強化や中国の「経済的威圧」への対抗策などが協議される見通し。

　米国のジョー・バイデン（Joe Biden）大統領も広島入りした。バラク・オバマ（Barack Obama）氏に次いで、同地を訪れた2人目の米大統領となった。

　サミットに先立ち、バイデン氏は岸田文雄（Fumio Kishida）首相との会談に臨んだ。会合には、アントニー・ブリンケン（Antony Blinken）国務長官、ジェイク・サリバン（Jake Sullivan）米大統領補佐官（国家安全保障問題担当）も出席した。

　バイデン氏は「侵攻に立ち向かうウクライナの人々への支援、残虐な武力行使に踏み切ったロシアの責任を追及するなど、われわれは共通の価値観のために立ち上がる」と述べた。

　サミットには、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー（Volodymyr Zelensky）大統領もオンライン形式で出席する予定。(c)AFP/Andrew BEATTY