【5月18日 AFP】任天堂(Nintendo)は17日、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)」用ソフト「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム(Legend of Zelda: Tears of the Kingdom)」の世界販売本数が、発売から3日間で1000万本を突破したと発表した。

 同作は1986年に第1作が発売された人気ゲーム「ゼルダの伝説」シリーズ最新作で、12日に世界同時発売された。任天堂によると、「ゼルダの伝説」シリーズ史上最速ペースの売れ行き。

 今年発売のソフトでは、ファンタジー小説「ハリー・ポッター(Harry Potter)」シリーズを題材にしたアクションRPG「ホグワーツ・レガシー(Hogwarts Legacy)」が2週間で1200万本を売り上げたが、それを上回るペースとなっている。

 任天堂の米国法人ニンテンドー・オブ・アメリカ(Nintendo of America)の幹部、デボン・プリチャード(Devon Pritchard)氏は発表で「長年にわたって『ゼルダの伝説』に情熱を注いでくれているすべてのファンに感謝する」と述べた。最新作の「記録的な」売上は、「今年の『ゼルダの伝説』シリーズとニンテンドースイッチの両方の強い勢い」を示すものだという。

 アナリストらは、最新作が任天堂の今年の稼ぎ頭になると予想している。

 映像はフランス・パリで12日撮影。(c)AFP