【5月16日 AFP】ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領(68)は15日、ロシア南部でロシア軍機4機が撃墜されたとの報道を受け、ベラルーシ軍が3日間の厳戒態勢に入ったと明らかにした。健康不安説が報じられていた同氏が公の場に姿を現したのは6日ぶり。

 空軍の中央司令部を訪れたルカシェンコ氏は軍服姿で、手に包帯を巻いていた。

 1994年から権力の座にあるルカシェンコ氏は、9日にロシアの首都モスクワで行われた対独戦勝記念日の式典に出席して以来、公の場に姿を見せず、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領主催の昼食会など複数の行事を欠席していた。(c)AFP