【5月15日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2023)第5戦、ラリー・ポルトガル(Vodafone Rally de Portugal 2023)は14日、最終日が行われ、トヨタ(Toyota)のカッレ・ロバンペラ(Kalle Rovanpera、フィンランド)が優勝して総合争いでもトップに浮上した。

 初日から首位を守る圧勝で、ラリー・ポルトガル連覇と通算9勝目を飾ったロバンペラだが、勝利は昨年10月のラリー・ニュージーランド(2022 Rally New Zealand)以来となった。

 レース後には「長くかかりすぎたけど、やっとここへ戻って来られた」と喜び、「(コ・ドライバーの)ヨンネ(・ハルットゥネン<Jonne Halttunen、フィンランド>)とチームには大いに感謝しないといけない。みんなずっと頑張って前進してくれた」と話した。

 ヒョンデ(Hyundai)のダニ・ソルド(Dani Sordo、スペイン)が2位、チームメートのエサペッカ・ラッピ(Esapekka Lappi、フィンランド)が3位に入った。

 総合優勝8回を記録しているトヨタのセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)は、スポット参戦のため今大会は欠場。しかし、6月1日から4日に行われるラリー・イタリア(Rally Italia Sardegna 2023)では戻ってくる。(c)AFP