【5月15日 AFP】ウクライナ政府は14日、東部バフムート(Bakhmut)郊外で、ロシアの拠点10か所以上を制圧したと発表した。

 ハンナ・マリャル(Ganna Malyar)国防次官は、「きょう、われわれの部隊はバフムート北郊と南郊で、敵の拠点を10か所以上制圧した」とSNSで述べた。

 また、複数の部隊に所属する「敵兵を拘束した」ことも付け加えた。

 バフムートでは民間軍事会社ワグネル(Wagner)が主力部隊として攻撃を続けてきたが、同社創設者のエフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏は、ロシアの正規軍の一部が前線の拠点を放棄していると非難している。

 一方、ロシア国防省は同日、バフムート近郊のそれぞれ別の場所で、ロシア軍司令官2人が戦闘中に死亡したと発表した。ロシア側が軍関係者の戦死を認めるのは異例。(c)AFP