【5月15日 AFP】22-23NBAは14日、イースタンカンファレンスのプレーオフ準決勝(7回戦制)が行われ、第2シードのボストン・セルティックス(Boston Celtics)はジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)の51得点の大活躍などで第3シードのフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)を112-88で下し、シリーズ4勝3敗でカンファレンス決勝へ駒を進めた。

 テイタムの51得点は、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)のステフェン・カリー(Stephen Curry)が今プレーオフのサクラメント・キングス(Sacramento Kings)戦で記録した50得点を抜き、第7戦の歴代最多得点となった。テイタムはさらに13リバウンド5アシスト2スティールも稼いでセルティックスをけん引。ジェイレン・ブラウン(Jaylen Brown)も25得点を挙げた。

 一方のシクサーズは、今季のレギュラーシーズン最優秀選手(MVP)に輝いたジョエル・エンビード(Joel Embiid)がセルティックスの堅い守備の前に15得点に封じ込まれた。トビアス・ハリス(Tobias Harris)がチーム最多の19得点を記録したが、ジェームズ・ハーデン(James Harden)もわずか9得点に抑え込まれた。

 セルティックスはカンファレンス決勝で第8シードのマイアミ・ヒート(Miami Heat)と対戦する。両チームは昨年の同決勝でも激突し、セルティックスが第7戦の末に勝利した。第1戦はセルティックスのホームで17日に行われる。(c)AFP