【5月14日 AFP】ケニアのカルト教団が信者を餓死させていたとされる事件で13日、新たに22人の遺体が見つかり、死者は計201人となった。

 遺体は、インド洋に面した東部マリンディ(Malindi)近くのシャカホラ(Shakahola)の森で続々と見つかっている。警察は、遺体の大半について、元タクシー運転手の教団指導者、ポール・マケンジー・ヌセンゲ(Paul Mackenzie Nthenge)被告に「イエス・キリスト(Jesus Christ)に会える」と言われて餓死させられた信者とみている。

 地元警察トップのローダ・オニャンチャ(Rhoda Onyancha)氏によると、これまでにマケンジー被告と監視役の「用心棒団」メンバー合わせて26人の身柄が拘束されている。(c)AFP