【5月14日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は13日、ローマ教皇庁(バチカン)でフランシスコ教皇(Pope Francis)と面会した。

 ゼレンスキー氏は面会後、テレグラム(Telegram)に「多数のウクライナ人が見舞われている悲劇に教皇が個人的な関心を寄せていてくれることに深謝する」と投稿した。ロシアに連れ去られたとされる「数万人の子ども」や、将来の和平などについて話し合ったとしている。

 ゼレンスキー氏はこれに先立ち、イタリア・ローマ市内でジョルジャ・メローニ(Giorgia Meloni)首相とも会談した。ゼレンスキー氏は共同記者会見で、イタリアの支援に謝意を表明。メローニ氏は「勝利を確信している。ウクライナはこれまでより強く、自信にあふれ、豊かな国に生まれ変わるだろう」と語った。

 ゼレンスキー氏のイタリア訪問は、昨年2月のロシアによるウクライナ侵攻開始後、初めて。(c)AFP