【5月14日 AFP】22-23スペイン1部リーグは13日、第34節の試合が行われ、4位レアル・ソシエダ(Real Sociedad)はホームでジローナ(Girona FC)と2-2で引き分け、5位ビジャレアル(Villarreal CF)との差が5ポイントに縮まった。

 ソシエダはミケル・オヤルサバル(Mikel Oyarzabal)のPKとダビド・シルバ(David Silva)のゴールで2点を先制したが前半のうちに追いつかれると、終盤に相手に退場者が出た状況も生かしきれず、最後まで決勝点を奪えなかった。

 ソシエダのイマノル・アルグアシル(Imanol Alguacil)監督は試合後、「シーズン終盤にチームが見せているプレーであれば落ち着いていられる」と話し、「簡単な試合はない。だが今のチームのプレーぶりからすれば楽観的でいるべきだと思う」と前を向いた。

 ソシエダは次節、首位FCバルセロナ(FC Barcelona)とアウェーで激突し、残り4節となる中でアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)戦も残している。

 ビジャレアルはニコラス・ジャクソン(Nicolas Jackson)の2ゴールなどでアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)に5-1で大勝し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)出場に望みをつないだ。

 この結果、8位ビルバオは来季の欧州カップ戦出場に向けて後退し、この日アルメリア(UD Almeria)に3-1で勝利した9位オサスナ(CA Osasuna)に勝ち点で並ばれた。ジローナは両チームと1ポイント差の7位につけている。(c)AFP