不測の事態にどう備えるか [KWレポート] 配達ロボットが家に上がる日(6)
発信地:韓国
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韓国・北朝鮮
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【05月14日 KOREA WAVE】屋外自動運転配達ロボット市場については、まだまだ社会的な議論が必要だ。
いくら最適な経路で走行するとしても、距離が遠ければ、人の手で配達するより時間がかかる。
大雪・大雨など、予想できない気象状況も考えあわせる必要がある。
また、人が故意に走行を妨害したり、凹凸の激しい歩道を走行したりする時には、中身をこぼしたりする場合もありうる。
韓国国内のあるサービス用ロボットメーカー代表は次のように危惧する。
「技術が発展し、法的な基盤が整えられるにしても、屋外自動運転ロボットの商用化には、まだ越えるべき山がある。人命被害をもたらすならば、サービス用ロボット市場の大衆化の障害になりうる」
◇専用保険の開発
これまで実証事業を通じて、数多くの試行錯誤を経験した。にもかかわらず、常に予期しない変数による人的・物的事故が発生する可能性は存在する。
さらに、韓国国内では屋外走行ロボットサービスが不可能だったがゆえ、保険商品の開発もまだ不十分だ。
韓国通信大手KTは「サービスロボットの運用によって発生しうる、すべての事故に備えた保険商品がない」という状況を踏まえ、DB損害保険とともに、サービスロボット市場活性化のために初めて「AIサービスロボット」専用保険を開発した。
KTはDB損害保険の「AIサービングロボットサービス型商品」を通じ、営業賠償保険に加入し、ロボットを運営しながら発生する事故データを収集する。両社はこうして収集したデータを分析し、ロボットに特化した専用保険商品を共同開発する計画だ。
(おわり)
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News