【5月13日 AFP】独防衛機器大手ラインメタル(Rheinmetall)は12日、ウクライナの国営軍事企業ウクルオボロンプロム(UkrOboronProm)との合弁会社を設立し、ウクライナに供与された軍用車両の整備・修理を同国内で行い、いずれは製品も共同生産すると発表した。

 ラインメタルのアルミン・パッパーガー(Armin Papperger)最高経営責任者(CEO)は「ウクライナに一刻も早く、効率的に支援を届ける」ようにしたいとしている。

 経済紙ハンデルスブラット(Handelsblatt)は、ウクライナ国内で戦車を製造する準備も進められていると報じている。パッパーガー氏は3月のインタビューで、ウクライナに戦車工場を建設する協議を進めていると述べていた。

 合弁会社は7月半ばから稼働する見通し。(c)AFP