ダイビングのインストラクターが無理やりキス 中国女性がマレーでセクハラ被害
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【5月12日 CGTN Japanese】ある中国人女性がこのほど、マレーシアのマタキング島でセクハラを受けたとインターネットに投稿しました。同女性は、ダイビングの実習で潜水した際にインストラクターの男にキスをされ、さらに何度も外出に誘われました。女性は恐怖を感じて警察に通報しました。マレーシア警察は立件し、インストラクターの男を7日に逮捕しました。
女性は5日、ある会社のツアーに参加してマレーシア東部のサバ州センポルナのマタキング島でダイビングをしました。ダイビングのインストラクターは水中で、女性に何度もキスを強要しました。インストラクターはさらに、インスタントメッセージアプリのウィーチャットを使って女性を何度も外出に誘いました。
女性はツアーのほかの人と行動を共にする必要があるとして断りましたが、インストラクターは夜を共にしたいとメッセージを送り続けました。女性は恐怖を覚えて中国人ガイドにそのことを伝え、ガイドは6日に、女性と一緒に警察署に行き通報しました。女性が示した受理書によると、マレーシアの地元警察は同日中に同件を立件し、また7日にはインストラクターの男を逮捕し、捜査をさらに進めています。
その他にも、最近になりインドネシアのバリ島で中国人カップルが死亡しました。コロナ禍が中国で収束した後、海外旅行市場は徐々に開放されていますが、相次ぐ問題発生で、海外旅行計画を見合わせる人も出てくると考えられます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News