【5月11日 Xinhua News】中国四川省(Sichuan)にある中国ジャイアントパンダ保護研究センター都江堰(とこうえん)基地で7日、四川大学の17カ国からの留学生50人がボランティア活動の一環として、パンダの1日飼育体験に参加した。

 留学生らはパンダ舎の掃除や屋外活動エリアの整理の他、専門の栄養士の指導に従って餌作りも体験した。かむ力が衰えた高齢のパンダには、細かく切った竹の葉を用意した。これらの体験を通して留学生らはパンダの保護活動に理解を深め、その仕事の難しさを実感した。

 モロッコからの留学生は「パンダについて知っていたのは四川省に生息していることくらいで、保護活動についてはよく知らなかった。今回、パンダの生活を間近で理解することができとても感激している」と語った。また、ボランティア活動に参加したことでパンダの生態についてさらに興味が湧いたため、これからは保護活動にも注目していきたいと述べた。(c)Xinhua News/AFPBB News