2022年の中国平均賃金発表 IT業界が首位
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【5月10日 CGTN Japanese】中国国家統計局は9日、2022年の平均賃金データを発表しました。最も高かったのは情報伝送・ソフトウエア・情報技術サービス業で、不動産業界の平均賃金水準は低下しました。
2022年、中国都市部の非民間事業所就業者の平均年収は11万4029元(約222万6000円)で、価格変動の要素を差し引いた実質で4.6%増となりました。一方、都市部の民間事業所就業者の平均年収は6万5237元(約127万3500円)で、価格変動の要素を差し引いた実質で1.7%増にとどまりました。
都市部の非民間事業所では、情報伝送・ソフトウエア・情報技術サービス業の平均年収は22万元(約429万円)を超え、都市部の民間事業所でも、同業界の平均年収は12万元(約234万円)を超えました。
19業種の内、18の業種では就業者の賃金が増えましたが、不動産業界のみ低下しました。都市部の非民間事業所の内、不動産業の平均年収は0.9%減の9万346元(約176万3600円)となり、都市部の民間事業所でも、不動産業の平均年収は3.2%減の5万6435元(約110万1600円)でした。
地域別に見ると、非民間、民間を問わず、都市部の賃金水準は沿海地域などの東部が最も高く、東北地区が最も低かったということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News