【5月10日 AFP】自転車ロードレース、ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2023)は9日、第4ステージ(ベノーザからラーゴラチェノ、175キロ)が行われ、アージェードゥーゼル・シトロエン・チーム(AG2R Citroen Team)のオーレリアン・パレパントル(Aurelien Paret-Peintre、フランス)が逃げ切って区間優勝を飾った。総合首位にはチームDSM(Team DSM)のアンドレアス・レックネスン(Andreas Leknessund、ノルウェー)が浮上した。

 集団に5分以上の差をつけていた両者は、最後の傾斜の厳しい上り坂でもそのリードを守り切った。最初に仕掛けたレックネスンだったが、残り約3キロの平たんな道でパレパントルが追いつくと、最後のスプリント勝負を制した。

 レックネスンはこれで、スーダル・クイックステップ(Soudal Quick-Step)の優勝候補、レムコ・エベネプール(Remco Evenepoel、ベルギー)からマリアローザ(ピンクジャージー)を奪った。

 総合首位から28秒差の2位にエベネプール、30秒差の3位にパレパントルがつけ、UTE(UAE TEAM EMIRATES)のジョアン・アルメイダ(Joao Almeida、ポルトガル)が4位、チーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)が5位に続いている。(c)AFP