【5月9日 AFP】英国のチャールズ国王(King Charles III、74)は戴冠式関連の一連の祝賀行事が幕を閉じる8日、「最高の贈り物」を受け取ったとして国民に謝意を表した。この日は国内各地でボランティア活動が一斉に行われた。

 チャールズ国王は、「皆さんから支持と励ましを受けているのが分かり、さまざまな形での思いやりを目にしたことは、戴冠式を通じて最高の贈り物だった」とする文書を公表した。

 6日のウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)での戴冠式、7日の祝賀コンサートと昼食会「ビッグランチ」の後、8日には戴冠を記念して「ビッグ・ヘルプ・アウト(大きな人助け)」と称する奉仕活動への参加が呼び掛けられた。

 活動はボランティア団体と宗教団体が主催。数十万人の参加したもようだ。

 ウィリアム皇太子(Prince William)とキャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)、長男ジョージ王子(Prince George、9)と長女シャーロット王女(Princess Charlotte、8)、次男ルイ王子(Prince Louis、5)はロンドン西郊のスラウ(Slough)でスカウト活動に参加し、小屋の修理を手伝った。(c)AFP