【5月8日 Xinhua News】中国が独自開発した新エネルギー鉱山用スマート運搬ロボット「載山(CarMo)」が6日、内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)オルドス市東勝区の露天掘り炭鉱で無人編成による運行を開始した。

 中国科学院自動化研究所の研究員で、鉱山のスマート技術・サービスを手掛ける中科慧拓(WAYTOUS)最高経営責任者(CEO)の陳竜(Chen Long)氏によると、「載山」は近距離遠隔操作、遠隔運転、自動運転という3種類の制御モードの利用が可能。露天掘り鉱山やバルク(ばら積み)船埠頭(ふとう)など、多くのシーンで重量物の輸送に応用でき、鉱山の輸送効率と安全性を著しく向上させ、人件費と環境汚染を大幅に引き下げるという。(c)Xinhua News/AFPBB News