カネロがSミドル級4団体防衛 約12年ぶり母国戦で圧勝
発信地:グアダラハラ/メキシコ
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【5月7日 AFP】(更新)ボクシング、WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーミドル級タイトルマッチが6日、メキシコ・グアダラハラ(Guadalajara)のエスタディオ・アクロン(Estadio Akron)で行われ、4団体統一王者のカネロ(Canelo)ことサウル・アルバレス(Saul Alvarez、メキシコ)がジョン・ライダー(John Ryder、英国)に判定3-0で勝利し、防衛に成功した。
アルバレスは5回にダウンを奪取。その前から顔から出血していたライダーも終盤に盛り返したが、アルバレスが約12年ぶりとなる母国での試合を圧勝で飾った。
試合後には「自分にとって歴史的な瞬間になった」と喜び、「最初から支えてくれた周りの人々とここにいることをありがたく思う」と感謝した。
これで戦績はアルバレスが59勝(39KO)2敗2分け、ライダーが32勝(18KO)6敗。
今後はライトヘビー級に戻り、昨年キャリア2敗目を喫したドミトリー・ビボル(Dmitry Bivol、ロシア)との再戦に挑む意向で、この日も試合後のリングで「みんな自分たちがビボルとの再戦を望んでいることを知っている」と発言。「175(ポンド)、同じ条件、全部同じでやりたい」と話した。(c)AFP