【5月7日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2022-23)は6日、決勝が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)がロドリゴ(Rodrygo Silva de Goes)の2ゴールでオサスナ(CA Osasuna)を2-1で下し、9年ぶり通算20度目の優勝を果たした。

 レアルは開始2分、左サイドを突破したビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)のアシストからロドリゴが先制点を挙げると、58分にはルーカス・トロ(Lucas Torro)に同点ゴールを許したが、70分に再びビニシウスが起点となったところからロドリゴがこぼれ球を押し込み、これが決勝点となった。

 これでレアルはカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督が2021年に復帰して以来、主要全6タイトルを獲得したことになる。

 アンチェロッティ監督は、ロドリゴとビニシウスのブラジル人コンビについて「彼らが違いを生んだ」と称賛しつつ、9日に控える欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)準決勝のマンチェスター・シティ(Manchester City)戦を見据え「喜びすぎないようにしたい」と話した。

 一方、2005年以来となる2度目の国王杯決勝に臨んだオサスナも健闘したが、初の主要タイトル獲得はお預けとなった。(c)AFP