【5月5日 AFP】ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は5日、無人機が首都モスクワの大統領府を攻撃したとされる問題で、米政府の入れ知恵がなければ実行不可能だったと主張し、ロシアは「具体的な行動」で対応すると警告した。

 ラブロフ氏は訪問中のインドで「子守り役(米政府)の知恵がなければ、キーウのテロリストが(攻撃を)実行できなかったことは明らかだ」と述べた。

 ロシア政府は3日、大統領府を狙ったドローン攻撃を撃退したと発表。ウクライナによるウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の暗殺未遂だったと主張している。

 ウクライナは関与を否定し、ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は「ロシア政府もプーチンも攻撃しない」と述べた。

 米国も関与を否定し、ロシア側の主張は「うそ」だと非難した。(c)AFP