【5月5日 AFP】22-23NBAは4日、ウエスタンカンファレンスのプレーオフ準決勝(7回戦制)が行われ、第6シードのゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)は127-100で第7シードのロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)を下し、シリーズを1勝1敗のタイに戻した。

 王者ウォリアーズはこの試合で3ポイントシュートを21本成功させ、クレイ・トンプソン(Klay Thompson)がそのうち8本を決めて30得点を記録した。同じく3ポイントシュートの名手であるステフェン・カリー(Stephen Curry)は20得点と控えめだったが、14-15シーズン以降ではプレーオフ自己最高の12アシストをマークした。

 対するレイカーズは、レブロン・ジェームズ(LeBron James)が23得点でチームをけん引したが、他はベンチスタートの八村塁(Rui Hachimura)が21得点で援護するにとどまった。第1戦で勝利の原動力となったアンソニー・デイビス(Anthony Davis)は11得点7リバウンドに抑えられ、ジェームズや他のスターターともに第4クオーターはベンチで試合を見守った。

 第3戦は場所をレイカーズのホームに移して6日に行われる。ウォリアーズは今季、レギュラーシーズンのロード戦では苦戦しているものの、サクラメント・キングス(Sacramento Kings)とのプレーオフ1回戦では敵地で臨んだ第5戦と第7戦で貴重な勝利を挙げた。

 トンプソンはこの日の一方的な勝利が「大したメッセージになるとは思わない」と話し、「レブロンとAD(デイビス)は全て経験済みだ。まだ1勝1敗にすぎない。とにかくLAに行って1勝するところからだ」と冷静に語った。(c)AFP