【5月3日 AFP】ウクライナと国境を接するロシア西部ブリャンスク(Bryansk)州で2日、線路上の「爆発装置」が原因で貨物列車が脱線した。同州のアレクサンドル・ボゴマズ(Alexander Bogomaz)知事が明らかにした。同州では前日にも同様の事件が起きていた。

 この日は、州都ブリャンスクから約2キロ離れた駅の近くで爆発があった。ボゴマズ知事によると、機関車と複数の貨車が脱線した。けが人はいないという。

 前日にはより国境に近いウネーチャ(Unecha)近郊で、やはり爆発により列車が脱線し、炎上していた。

 ウクライナがロシアの侵攻に対する反転攻勢の準備を進める中、ロシア国内で同様の破壊工作が相次いでいる。(c)AFP