【5月2日 AFP】ロシア国防省は2日、正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」との戦闘が続くスーダンから、軍用機4機によって200人以上を退避させていると発表した。

 退避対象は外交官や軍関係者、自国民の他、「支援要請があった旧ソ連構成国や友好国」の市民だとしている。

 スーダンでの衝突による死者は500人を超えた。国内避難民が多数出ている他、外国人や国際機関職員も相次いで退避している。

 スーダン、ロシア両国は歴史的に友好な関係を築いてきた。また同国の民間軍事会社ワグネル(Wagner)も長年スーダンで活動しており、金鉱の警備などを支援している。(c)AFP