【5月4日 CGTN Japanese】中国の鉄道車両製造大手・中車四方が開発した新たな都市間スマート鉄道車両「CINOVA2.0」がこのほど東部の山東省(Shandong)青島市(Qingdao)で公開されました。

「CINOVA2.0」は営業最高速度が時速200キロで、都市間鉄道車両としては中国で初めて「インテリジェント・ドライブ」技術を導入し、運行や旅客サービス、メンテナンスのスマート化を実現しています。従来の車両と比べ、1人100キロあたりのエネルギー消費は15%以上削減され、製造から廃車までの全ライフサークルのメンテナンス上のコストは30%以上節約できます。

 中車四方は2012年、高速鉄道車両と地下鉄車両の長所を融合して中国初の都市間鉄道車両「CINOVA」を開発しました。これまでに国内の40余りの都市で利用されていて、市場シェアは95%を超えているということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News