コロナ禍乗り越え中国の対外貿易が加速
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【5月1日 People’s Daily】今年第1四半期、中国の対外貿易の成長率は1月がマイナス7%、2月は8%、3月は15.5%と、上昇曲線を描いている
「大成果で帰国できる」。3月に日本で開催された第19回世界スマートエネルギーウイークで、中国から参加した多くの新エネルギー企業が大口の契約を交わし、数年来の願いを実現した。
日本は中国の新エネルギー産業にとって重要な市場であり、多くの顧客が十年以上にわたり取引を続けてきた。「新型コロナウイルスの発生以降、中国企業は日本訪問をずっと望んでいました。昨年12月にコロナ対策が最適化されたことにより、中国の新エネルギー企業は対外貿易の最前線に駆けつけられるようになりました」。会場に出展した遠大国際展覧有限公司の孟京(Meng Jing)総経理はそう話す。
今年の世界スマートエネルギーウイークでは、中国企業の総展示面積は昨年の2000平方メートルから7000平方メートルに拡大。その中でも新エネルギー企業が広く注目を集めた。
第 1 四半期の中国の貿易を国・地域別で見ると、中国の最大の貿易相手国である東南アジア諸国連合(ASEAN)との輸出入額は1兆 5600億元(約30兆7600億円)。前年同期比で16.1%増加し、全体の成長率を11.3ポイント上回った。総輸出入額の15.8%を占めている。欧州連合(EU)、米国、日本、韓国との輸出入額はそれぞれ1兆3400億元(約26兆4200億円)、1兆1100億元(約21兆8800億円)、5464億元(約10兆7750億円)、5284億元(約10兆4200億円)だった。
中国が進めるシルクロード圏経済構想「一帯一路(Belt and Road)」沿線諸国との輸出入は16.8%増加。東アジア地域的な包括的経済連携(RCEP)加盟国との輸出入も7.3% 増加した。ラテンアメリカやアフリカなどの新興市場ではそれぞれ11.7%増、14.1%増となった。
商務省研究院学位委員会のメンバーである白明(Bai Ming)氏は、「発展途上国やASEANなど市場は広大であり、中国と各国はウインウインの関係を目指している」と強調する。
中国の対外貿易の「バロメーター」と言われる広州交易会が広州市(Guangzhou)で開催され、今年は対面方式の展示会が完全に再開。全世界から数十万人のバイヤーが展示会に訪れている。
中国対外貿易センターの儲士家(Chu Shijia)主任は「交易会には人、モノ、資本、情報の流れが集中し、貿易や投資、消費、観光、飲食などの産業の発展を促進しています」と指摘。国際貿易を促進し、経済成長を後押ししている。(c)People’s Daily/AFPBB News