【5月1日 AFP】22-23スペイン1部リーグは30日、第32節の試合が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は5-2でレアル・バジャドリード(Real Valladolid)に勝利し、2位レアル・マドリード(Real Madrid)との勝ち点2差を維持した。

 アトレティコはナウエル・モリーナ(Nahuel Molina)、ホセ・マリア・ヒメネス(Jose Maria Gimenez)、アルバロ・モラタ(Alvaro Morata)のゴールで38分までに3点を先行すると、その後バジャドリードに2点を返されたが、終盤のオウンゴールと後半アディショナルタイムのメンフィス・デパイ(Memphis Depay)の得点で勝利を決定づけた。

 首位FCバルセロナ(FC Barcelona)とは勝ち点13差の3位で、5位のビジャレアル(Villarreal CF)とも同13差と、リーグの目標がほとんどないアトレティコだが、ここ9試合で8勝と力強い終盤戦を送るチームは、レアルから2位を奪取することを目指している。

 1985-86シーズン以来の2部降格を避けたいバレンシア(Valencia CF)は、カディス(Cadiz CF)との下位直接対決に1-2で敗れ、手痛い一敗を喫した。17位に転落したが、RCDエスパニョール(RCD Espanyol)が1-0でヘタフェ(Getafe CF)を下したため、勝ち点2差で降格圏転落を免れている。勝利したカディスはバレンシアを上回る14位に浮上し、降格圏との勝ち点差を4とした。(c)AFP