【4月30日 AFP】22-23イタリア・セリエAは29日、第32節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)は敵地でASローマ(AS Roma)と1-1の引き分けに持ち込んだ。

 ローマは後半アディショナルタイム4分にタミー・アブラハム(Tammy Abraham)が先制点を決めて勝利したかに思われたが、ミランは直後の同7分にアレクシス・サーレマーカース(Alexis Saelemaekers)が劇的な同点ゴールを奪ってドローをもぎ取った。

 この結果、ミランはローマを得失点差で抑えて4位を守り、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)出場圏内に踏みとどまった。

 両チームを勝ち点3差で追うインテル(Inter Milan)は、30日の2位ラツィオ(SS Lazio)戦で勝利すれば4位に浮上する。

 ラツィオと首位ナポリ(SSC Napoli)の差は残り7試合で17ポイントとなっており、インテルが勝てばナポリの30年ぶりの優勝が確定する可能性が生まれる。

 ナポリが今節で優勝を決めるには30日のサレルニターナ1919(US Salernitana 1919)戦で勝利することが絶対条件となる。(c)AFP