【4月30日 AFP】22-23スペイン1部リーグは29日、第32節の試合が行われ、首位FCバルセロナ(FC Barcelona)は4-0で10人のレアル・ベティス(Real Betis)に大勝し、2018-19シーズン以来の優勝へまた一歩前進した。

 バルセロナはアンドレアス・クリステンセン(Andreas Christensen)、ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)、ラフィーニャ(Raphinha)が得点し、終盤の相手のオウンゴールで大勝劇を締めくくった。序盤に相手のエドガル・ゴンサレス(Edgar Gonzalez)が退場したことも試合を楽にし、残り6節で2位レアル・マドリード(Real Madrid)との勝ち点11差を維持した。

 一方のベティスは、今季限りでの引退を表明した41歳のベテラン、ホアキン・サンチェス(Joaquin Sanchez)が交代でカンプ・ノウ(Camp Nou)最後の出場を果たし、バルセロナのサポーターからスタンディングオベーションでねぎらわれた。

 2位レアル・マドリード(Real Madrid)は4-2でアルメリア(UD Almeria)に快勝。カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が前半だけでハットトリックを決めると、ロドリゴ(Rodrygo Silva de Goes)も後半の早い時間帯に得点し、相手のゴールを2点に抑えた。

 ベンゼマはこれで今季リーグ戦のゴール数を17とし、レワンドフスキとの差を2ゴールとしている。(c)AFP/Rik Sharma