【4月29日 Xinhua News】中国新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)バインゴリン・モンゴル自治州にある大西海子ダムで25日、水門が開かれ、国内最長の内陸河川タリム川の下流に向けた送水事業が始まった。中国は2000年から生態管理のための送水を実施している。24回目となる今回は植物への給水を確保するため、例年より2カ月前倒しした。

 水利部門によると、第1段階の送水量は3千万立方メートルを見込んでいる。第2段階は6~7月に増水期が到来した後の実施を予定しているという。(c)Xinhua News/AFPBB News