【4月28日 Xinhua News】中国内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)オルドス市が実施する外国メディア向けプレスツアーは25日、伝統的な村落文化が残る崔家寨(さいかさい)を訪れ、当時の生活の一端に触れた。

 同自治区、山西省(Shanxi)、陝西省(Shaanxi)にまたがるジュンガル黄河大峡谷の中心地帯に位置する崔家寨は、今から170年余り前の1850〜60年に建設された。村落を作った崔成(Cui Cheng)氏は、山西省河曲県の大東梁からこの地に移り、財を成した。

 同大峡谷景勝地の職員は村落について、後に改修されたものの大部分は当時の姿を残していると説明した。村内には油や酒、酢の工房や、縄職人、鍛冶職人、革職人などの作業場、新婚用住宅の展示があり、かつての生活の様子を再現している。

 崔家寨は2014年、同自治区の第5次自治区級重点文物保護単位(自治区重要文化財)に指定された。(c)Xinhua News/AFPBB News