【4月28日 Xinhua News】中国内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)オルドス市が実施する外国メディア向けプレスツアーは25日、同自治区、山西省(Shanxi)、陝西省(Shaanxi)にまたがるジュンガル黄河大峡谷の中心地帯に位置する村落、崔家寨(さいかさい)を訪れ、伝統音楽の「漫瀚調」を鑑賞した。

 「漫瀚調」は同市ジュンガル旗で広まった独特の抑揚のある音楽で、悠久の歴史を持つ。モンゴル族と漢民族は長い共存の歴史の中で、生産や生活、文化・芸術などの面で広範で深い交流を続けてきた。「漫瀚調」は民俗音楽の交流の中で、モンゴル族の短調民謡を母体に漢民族の民謡を取り入れ、独特の音楽に発展した。「漫瀚調」は2008年、第2次国家級無形文化遺産リストに登録された。(c)Xinhua News/AFPBB News