ソウル市城東区(ソンドング)長安坪(チャンアンピョン)中古車売買団地(c)news1
ソウル市城東区(ソンドング)長安坪(チャンアンピョン)中古車売買団地(c)news1

【04月27日 KOREA WAVE】ロシアのウクライナ侵攻以降、韓国製中古車の輸出増加傾向が続いている。西側諸国による制裁でロシア向けのグローバル完成車メーカーの新車供給が滞っているなか、ロシアでの韓国産中古車の需要が急増したからだ。

韓国貿易協会と業界によると、先月の中古車輸出台数は5万4791台を記録した。これは前月より26%、前年同月比53%増えた台数だ。輸出額も増加した。先月の中古車輸出額は計4億3328万ドル(約579億円)で、前年同月比144%増となった。

中古車輸出が増加したのは、ロシアが国際社会の制裁でグローバル完成車の輸入が難しくなり、韓国の「新車級」中古車に目を向けたためだ。先月、ロシアに向かった国内中古車は3590台で、1年前の164台より2089%急増した。

ロシアへの迂回輸出通路として利用されるキルギス(638%)、タジキスタン(488%)、アゼルバイジャン(958%)などロシア隣接国家への輸出物量もこの理由で大きく増加した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News