SBS「それが知りたい」キャプチャー(c)news1
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【04月26日 KOREA WAVE】韓国のカルト宗教「キリスト教福音宣教会(JMS)」のチョン・ミョンソク(鄭明析)総裁が、健康診断を口実に信徒らに性的暴行を加えたと被害者が暴露した。22日放送されたSBSテレビ「それが知りたい」が伝えた。

SBSは1999年3月から2007年まで計5回の放送を通じて、チョン・ミョンソク総裁が「自身はメシアだ」と主張しながら性的暴行をした事実を明らかにし、これによってチョン・ミョンソク総裁が拘束された。2018年の出所後も、チョン・ミョンソクから性的暴行を受けたという女性たちの暴露が続いた。

番組で被害者は「(チョン・ミョンソク総裁が)『私は健康診断ができる。世の中には誤解して私を告訴する人までいる』と話した。また「私が胸を触れば、癌を診断できる。それで病気が治った人も多い』と言いながら性的暴行を加えた」と明らかにした。

別の被害者は「健康診断をしてあげる」と言い、炎症があるかどうか見てみようと体をあちこち触った。やめてくださいと言うのにずっと続け、性的暴行を受けた」と話した。

さらに別の被害者は「下着を脱げと脅かされた。服を脱ぐように何度も言われた」と打ち明けた。

チョン・ミョンソク総裁は2018年2月~2021年9月、忠清南道(チュンチョンナムド)錦山(クムサン)にある修練院などで、17回にわたり20代女性に対する準強姦・準類似強姦容疑を受けている。また、2018年7~12月、同じ修練院で5回にわたって30代女性を強制わいせつした疑いも持たれている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News