【4月25日 AFP】22-23NBAは24日、各地でプレーオフ1回戦(7回戦制)が行われ、ウエスタンカンファレンス第7シードのロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)は、オーバータイムの末に117-111で第2シードのメンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)を下し、戦績を3勝1敗とした。

 レイカーズは、試合時間残り0.8秒でレブロン・ジェームズ(LeBron James)がレイアップシュートを決めて試合を延長に持ち込んだ。迎えたオーバータイムでも4点を奪ったジェームズがチームをまとめ、守備を固めて勝ち切ったレイカーズがシリーズ突破に王手をかけている。

 一方、イースタンカンファレンス第8シードのマイアミ・ヒート(Miami Heat)は、ジミー・バトラー(Jimmy Butler)が56点を奪う圧倒的なパフォーマンスを見せ、119-114で第1シードのミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)から逆転勝利を収めた。

 負傷で2試合を欠場していたヤニス・アデトクンポ(Giannis Antetokounmpo)が復帰したバックスは、試合開始直後に奪ったリードを守りきって勝利するかに思われた。第4クオーター序盤には14点のリードを持っていたが、ヒートはこのクオーターだけで21点を稼ぎ出したバトラーを中心に連続で13点を奪うなどしてゲームの流れを一変させ、戦績を3勝1敗とした。

 プレーオフ1試合での56得点は、NBA歴代4位タイの記録。トップはマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)の63得点、2位はエルジン・ベイラー(Elgin Baylor)の61点、3位はドノバン・ミッチェル(Donovan Mitchell)の57点となっている。(c)AFP